悟りの体験(アートマ・サクシャッカーラ)
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ディヴァイン(聖なる存在)の祝福と変容:(夫)スリニヴァス ジの奇跡
2000年、(夫人)ラマ ジと夫のスリニヴァス ジは、バラデヤパラムで開催されたアンマ バガヴァン パラデクシャに参加し、霊的な向上と祝福を求めました。
ディクシャの間、バガヴァンが彼らの前を通り過ぎると、彼の聖なる恩寵が奇跡的な方法で(夫)スリニヴァス ジに触れました。— 彼のショールが(夫)スリニヴァスの頭にかすったのです。
その瞬間から、(夫)スリニヴァス ジはサッチダナンダ(サット:存在しているという感覚)(チット:その意識のある知性)(アーナンダ:その質である至福)として知られる深い至福の状態に入り、それが 9 日間続きました。
この体験をする前、彼は熱心なアイヤッパ(ヒンドゥー教の神)の信奉者でした。けれども、この新しいステイト(状態)において、彼は常に穏やかな笑顔を見せて、なにもかもを並外れたポジティヴさと悦びで見るようになったのです。
彼の家族は祝福されていると感じていましたが、この変容は友人、親戚、地域社会に混乱をもたらし、彼らは(夫)スリニヴァス ジが心の病を患っていると勘違いしていました。
いつも笑顔を絶やさず、基本的な作業をしている間でさえ 目を閉じ、社会活動やビジネス活動から身を引くという彼の行動は、心配の種となりました。
数日が数か月、数か月が数年になるにつれて、家族は(夫)スリニヴァスに何が起こっているのか理解に苦しみました。複数の医師たちに相談しましたが、誰も彼の状態を説明することはできませんでした。
(夫)スリニヴァス ジは、時々目を閉じたまま彼の義務を果たしながら 深い瞑想の状態にある時期と、自分の家族の幸福やビジネスについて心配し 彼がいつもの彼自身であるように思える瞬間を 行きつ戻りつしていました。
合計で3年半もの間、彼はこのサマディの状態にとどまり、長時間に渡って超越した意識状態で過ごしていました。
社会の疑問が強まるにつれて 家族の苦しみは増し、彼らは絶望の瞬間 アンマ バガヴァンに向き直りました。
感情がこもった歎願で、(夫人)ラマ ジは「他に助けを求められる人がおりません。」とはっきり述べ、家族の絶望的な状況を表現して、バガヴァンに導きを求めました。
最終的に、アスミタ ダーサ ジとサマダルシニ アチャリヤ ジのガイダンス(説明)を通じて、アンマ バガヴァンは(夫)スリニヴァス ジが、聖なる体験の間に ムクティ ― 解放 ― の祝福を受け取っていたことを明らかにしてくださいました。
このムクティのステイト(状態)によって、家族には多くの奇跡をもたらされ、必ず苦難を乗り越えるためのディヴァイン(聖なる存在)の導きが 得られるようになります。
この啓示を受けて、(夫人)ラマ ジは 夫が(日常生活で)機能する(能力を取り戻す)ことを願って祈りを捧げました。ゆっくりと、(夫)スリニヴァス ジは通常の生活に戻り始めました。
彼はビジネスを続け、周囲の人々と普通に交流していましたが、彼はムクティの状態にもとどまり、責任を果たした後 瞑想に時間を費やしていました。
この奇跡的な変容によって、家族は大きな感謝と悦びで満たされました。このような聖なる恩寵を受け取ることができて 祝福されていると感じたからでした。彼らは、多くの人が夢見るだけの聖なる贈り物であるムクティというユニークで稀な祝福を この生涯で目撃することができて、自分たちは幸運だと思ったのでした。
いつも感謝しております
スリニヴァス ラマ ジ
アンドラ プラデーシュ州タヌク
(訳者:中島)
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